2019年 支援団体
FITは、地域に密着した意義ある活動を行いながらも、認知度などの問題により、十分な活動資金を確保することができない団体を支援します。
FITチャリティ・ラン2019実行委員会は、本年度支援する8団体を決定いたしました。推薦された各団体は、実行委員会により精査され、実行委員会が定める基準に該当するスポンサー・サポーター企業の投票により決定しております。
今年の支援先団体は以下の通りです。
特定非営利活動法人荒川クリーンエイド・フォーラム
市民・学校・企業・行政等と連携して、荒川河川敷のクリーンエイド(調べるごみ拾い)を運営することで荒川からごみをなくし、自然と人が共生する社会の実現を目指し、海洋ごみを含む社会全体のごみ問題解決に取り組んでいます。
特定非営利活動法人Being ALIVE Japan
アスリートやスポーツチームと連携し、スポーツを通じてこどもたちやご家族の長い療養生活を支えるコミュニティをつくり、こどもたちが最高のこども時代「青春」を経験することで自立し、多様な可能性を切り開き活躍できる未来の構築に貢献しています。
一般社団法人グッドネイバーズカンパニー
日本人の死因第7位の「誤嚥性肺炎」予防のために医療現場で行われていた口腔機能訓練を、誰もが楽しく参加しながら口腔機能の重要性を知り、鍛えることのできるスポーツプログラム「くちビル」へと変換し、地域高齢者の加齢にともなう運動機能や認知機能等低下(フレイル)への対策を展開しています。
一般社団法人ハビリスジャパン
手足の切断、欠損などの障害のある子どもたちに対し、成長過程に“適した”日常生活用義肢、アクティビティ義肢、医師、療法士、義肢装具士、エンジニア、教育機関などの「環境」を整えることで彼らの積極的な社会参加を後押しし、自己肯定感を育んでいます。
特定非営利活動法人ホームスタート・ジャパン
研修を受けた住民ボランティアが乳幼児家庭を訪問し、子育ての日常を共に過ごしながら親自身の心を支え、子どもの最善の利益を地域ぐるみで護る活動を行うことで、小さな悩みが大きな問題になる前に誰もが手助けを得られる社会を目指しています。
認定特定非営利活動法人 PIECES
子どもの孤立を解消・予防し、誰もが尊厳をもって生きられる社会の実現を目指し、「市民支援者育成プログラム」を通して、地域住民の市民性を開拓することで、地域コミュニティの健康度を高め、誰もが安心して暮らせる地域づくりを行っています。
公益財団法人あすのば
子どもの貧困問題に取り組み、調査提言・中間支援・直接支援の三本柱の活動を通じて、すべての子どもたちが明日に希望を持って輝く新星のような人生を送れるよう活動しています。
特定非営利活動法人WELgee
母国での紛争や迫害から日本に逃れてきた難民申請者たちに対して、社会との接点と、就労機会を創出することで、彼らの「人材」としてのキャリア形成と安定的な法的地位の獲得を目指しています。
支援先団体は、関東において、FITの理念に沿った地域活動を行っている非営利団体の中から選出され、寄付金は各支援先団体に均等額で贈呈されます。また、FITが常設組織ではないことに鑑みて、支援先団体は年度ごとに見直すことにより、さまざまな活動を行っている団体を支援対象とすることが可能となり、FITが基盤とする地域社会における幅広い活動を支援しております。
FITでは、集められた寄付金および協賛金等の約90%を、支援先団体へ寄付しています。これは、FITチャリティ・ラン実行委員会が有志による無償の奉仕活動によって運営されていることや、イベントの運営ならびに実施に必要となる資金および物資の多くが企業からの寄付によって賄われているからです。