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一般財団法人 キッズファム財団

キッズファム財団は医療的ケア児をはじめ、重い病気を持つ子どもと家族が、普通の暮らしを送れるよう支援する活動をしています。今回は、代表理事の細谷亮太さんにお話を伺いました。

ご自身の経歴と何がきっかけで団体に関わることになられたか教えてください。

東北大学医学部を卒業後、聖路加国際病院小児科で研修医として勤務しました。その後、テキサス大学アンダーソンがん研究所小児科でクリニカルフェローとして勤務した後、聖路加国際病院に復職しました。同病院の小児総合センター長、副院長を経て2024年3月まで顧問を務めておりました。小児血液・がん治療を専門とし、小児緩和医療にも力を注ぎ、1998年から小児がんの子どもたちのキャンプ「スマートムンストン」を主催しています。

また、英国オックスフォードの小児ホスピス、ヘレンハウスの子どもたちと共に2005年と2007年に来日した喜谷昌代さんの日本での活動をお手伝いしました。喜谷さんに感銘を受け、彼女の「日本にも子どもホスピスを創る運動」に協力しました。その活動が多くの人の心を動かし、2016年に国立成育医療研究センター敷地内に「もみじの家」が完成しました。また、ほぼ同時に発足した「重い病気を持つ子どもと家族を支える財団(キッズファム財団)」にも理事として参加しております。

団体の活動に関わってこられて、どのように感じられていますか?

当財団の創設者、喜谷昌代は英国オックスフォードの子どもホスピス、ヘレンハウスで長きにわたりボランティア活動を続けておりました。日本にも同様の施設を作りたいという創設者の熱い思いが「もみじの家」を実現させました。創設者のチームの一員として活動ができたことは、私自身にとっても得難い経験でした。その活動の中で知り合った方々との絆にも感謝しています。また、実際にそこを利用なさった患者さんとご家族の笑顔に接することができたのも大きな喜びでした。

現在、創設者の遺志によって財団の代表理事を務めさせていただいていることを大変名誉に思っております。

細谷現理事長と喜谷初代理事長

FITからの寄付金はどのように使用されていますか?

2024年には下記の活動等に使わせていただきました。
1. 利用料支援:短期滞在施設「もみじの家」の利用料の一部を補助
2. コンサート開催:「もみじの家」等での親子のためのコンサートなどを実施
3. ニュースレター関連:年2回、活動報告などをまとめて送付
4. ウェブサイト維持:財団のウェブサイト維持費用
5. ファミーフォトプロジェクト:専属カメラマンに家族写真を撮影してもらいプレゼント。また、その写真を使って写真展を開催

今後はどのような活動の広がりを考えていますか?

まず、地域をつなぐ啓発イベントの開催です。障がいの有無に関わらず家族で参加できる地域イベントの開催を来年2月に計画しています。また、第2の「もみじの家」建設に向けた活動を考えています。重い病気を持つ子どもと家族が滞在できる施設の充実が求められています。第2の「もみじの家」が開設できるよう、関係者に働きかけていきたいと思います。

ファミリーフォト撮影風景

コンサート風景

私たちからはどのような支援ができるでしょうか?

ぜひ私どもの活動にご参加いただけると嬉しいです。見学だけでも差し支えありません。また、写真展の会場を探しています。ビルの1階ホールなど、一般の方が観られる場所の提供もしくはご紹介をお願いできれば嬉しいです。

最後にこの記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。

重い病気を持つ子どもとその家族が普通に出かけられて、皆さんと普通に接することができる世の中にしたいと願っています。もし私どもの活動に参加したい、もしくは見てみたいというご希望がありましたら、ウェブサイトのお問い合わせフォームよりご連絡いただけたら嬉しいです。

一般財団法人 キッズファム財団
https://kidsfam.or.jp/

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